― 祝!heiwa本誌登場小噺リベンジ!part4 ―
「げっ・・・」
「はぁ?」

工藤くんと平次の反応に、蘭ちゃんとあたしは大満足や。



■ どんっ! ■ ★ シモネタですご注意下さい!



朝、目が覚めたら平次の部屋やった。
しかも平次のベットの上、そんで背中にくっ付いてる温かいモンはもしかせんでも平次。
そうや・・・あたし・・・平次の部屋に泊まったんやわ。
ぼんやりとした頭で、体を動かさずに見える範囲で視線を動かす。
これが今の平次の部屋なんやぁ〜、と改めて実感した。
やって昨日はゆっくり見回せんかったんやもん。
平次ん家の部屋とあんまし変わってへん。
カーテンは青系やし、机の上にノートパソコンやし、大きな本棚に本がぎっしりなんも同じやぁ。
そう思うて視線を下に下ろすと、絨毯の上に乱雑に脱ぎ散らかされた平次とあたしの服があって、あたしのワンピースの上に見慣れない物体が見えた。
アレ、何やろ?
なんか、水ふう・・・せ・・・・・・・・!!!!

あ”っ!

あたしの意識は一気に明快に目覚め、そして顔はボンッて一挙に熱を持った。
あ・・・あれ・・・・
い・・いくらそっち方面の知識が低いあたしでも、アレが何かくらいは流石に分かる。
な、なんであんなモンがあたしのワンピの上に?
昨日の記憶を総動員しても、初めてづくしの出来事ばっかりでよ〜思い出せん。

「アレが欲しいんやったら、も1コ作ったろか?」

あたふたしとるあたしを他所に、平次の笑いを噛殺したような声が耳元でした。
い、いつから起きてたんやろか?
焦って平次の腕から抜け出そうとするも、
「なぁ〜にを今更テレとんねん」
とさっき以上に体が密着するよう抱き込まれてしもた。
し、しかも、その手がもぞもぞ動いとるしぃ〜〜〜。
「平次〜!!」
「何や?やっぱ欲しなったんか?」
って、
「あん・・・」
ってあたしも何へンな声出してんの〜〜。
足掻けば足掻く程深みに嵌ってくみたいに、平次の手はあたしに絡み付いてくる。
「ちょ・・平次・・・あっ・・・」
こらっ!朝からドコ触ってんねん!
「そんなに欲しいんやったら、直にお前の中に出したってもええで」
「な・・なに・・・」
「赤ちゃん欲しい、って前に言うてたやんけ」

あ・・・・・・・赤ちゃんて・・・・・・・・・・・・

確かに遥か昔にそんなコトを言うた記憶が無いこともない。
そ、そやけど、今それはあかんやろぉ〜〜。
「ちょ、あっ、あん。ま・・待って」
平次の手を捕まえても、あたしの力なんかまったく通用せん。
「冗談やて。ちゃんと使うたるから安心し」
ほんまにあたしの抵抗なんドコ吹く風で、平次はそんなコトをしゃ〜しゃ〜と言う。
そういう問題とちゃう!
そう思うても結局平次に押し切られてしもて、アレが更に1コ増殖してしもたわ。





「 こんっ 」 ★★
祝!heiwa本誌登場小噺リベンジ!part4 しかも連載 (笑)
もう短く纏める努力を諦めました。
はい。私には無理です!(きっぱり)
しばらくお付合い下さいまし。(* ̄▽ ̄)ノよろしクゥゥゥゥゥ☆;:*:;☆
by phantom



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